7 述而第七 19 のビジュアル編集 Top > 7 述而第七 19 段落 16px <p><strong><span style="font-size:32px; line-height:130%">☆ 述而第七 十九章</span></strong></p><br /><p><strong> 子曰 我非生而知之者 好古 敏以求之者也</strong></p><br /><p> 子(し)曰(いは)く、我(われ)は生(うま)れながらにして之(これ)を知(し)る者(もの)に非(あら)ず。古(いにしへ)を好(この)み、敏(びん)にして以(もっ)て之(これ)を求(もと)めたる者なり。</p><br /><p><strong>☆ 意訳 (心理屋の勝手解釈)</strong></p><p> 先生が言われました。</p><p> 私のことを、生まれつき何でも知っていて、強(し)いて学ばなくてもできないことはない、と思っている人がいるようですが、それはとんでもない誤解です。私も若い頃、幼い頃は誰とも同じで、何も知りませんでした。唯私は昔のことが大好きでした。古(いにしえ)の聖人や偉人、英雄達が、何を考え如何(どう)行動していたのか、というようなことに物凄く興味があり、凄い勢いで貪欲に勉強しまくったものです。それが何よりも楽しかったですね。古典を学ぶことによって、自分が如何生きていけば善いのか、ということを考えることができるのです。喜びを持って貪欲に学び続けること、これが今の私をつくっているのです。</p><br /><p><strong>☆ 補足の独言</strong></p><p> 偉大な人は生まれつき偉大なのだ、という思いは、誰もが懐(いだ)く自然な思いでしょう。しかしその思いは、自分が努力しなくても良いという、逃げの口実になっています。生まれつきなのだから仕方無いではないか、という怠惰な心、孔子はそれを戒(いまし)めたかったのではないでしょうか。</p><br /><div style="text-align: center"><a href="7 述而第七 18">前</a> <a href="7 述而第七 20">次</a></div><br /> ''&size(32){☆ 述而第七 十九章};'' #br '' 子曰 我非生而知之者 好古 敏以求之者也'' #br 子(し)曰(いは)く、我(われ)は生(うま)れながらにして之(これ)を知(し)る者(もの)に非(あら)ず。古(いにしへ)を好(この)み、敏(びん)にして以(もっ)て之(これ)を求(もと)めたる者なり。 #br ''☆ 意訳 (心理屋の勝手解釈)'' 先生が言われました。 私のことを、生まれつき何でも知っていて、強(し)いて学ばなくてもできないことはない、と思っている人がいるようですが、それはとんでもない誤解です。私も若い頃、幼い頃は誰とも同じで、何も知りませんでした。唯私は昔のことが大好きでした。古(いにしえ)の聖人や偉人、英雄達が、何を考え如何(どう)行動していたのか、というようなことに物凄く興味があり、凄い勢いで貪欲に勉強しまくったものです。それが何よりも楽しかったですね。古典を学ぶことによって、自分が如何生きていけば善いのか、ということを考えることができるのです。喜びを持って貪欲に学び続けること、これが今の私をつくっているのです。 #br ''☆ 補足の独言'' 偉大な人は生まれつき偉大なのだ、という思いは、誰もが懐(いだ)く自然な思いでしょう。しかしその思いは、自分が努力しなくても良いという、逃げの口実になっています。生まれつきなのだから仕方無いではないか、という怠惰な心、孔子はそれを戒(いまし)めたかったのではないでしょうか。 #br CENTER:[[前>7 述而第七 18]] [[次>7 述而第七 20]] #br ページの更新 通常編集モードに切り替える データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する